まるくまもぐら通信

夜は占い師、昼はMBA持ち技術者。ビジネススキル、時事、占い。世界が明るく仲良く楽しくなりますように。                             

☆目からうろこ 経済学、商学、経営学 違いわかりますか? ☆

副業はコンサルタント。夜の顔は占い師。まるくまもぐらです。

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違いが今一つ分からないという方も多いかと思います。

まるくま流。世界一わかりやすい説明。

 

経済学⇒お金とか原材料をどう使えばみんなハッピー?

経済学は効率的な資源の使い方を研究することです。

 

商学⇒「交換こ」気持ちよくするのどうすればいいの?

適切な取引(物、お金、サービスなんでも)方法について研究すること。

 

経営学⇒この思いどうしたら遂げられるの?これからする事をちゃんと成し遂げたいどうすればいいの?

経営学は、目的を達成する方法を研究すること。経営学は目的達成学です!もう一度言います。経営学は目的達成学です!!! (まるくまオリジナルの解釈です。特許取りたいくらい。)

   

 昔から言います。

「簡単なことを難しく言うのは普通の人、難しいことを簡単に説明できる人が本当に賢い人」

実はデキる子。まるくまです。

それぞれちょっと詳しく見ていきますね。

 

経済学

 まるくまは、学生時代に成生達彦(なりう たつひこ)教授にご指導頂きました。

これは定義がきちんとあります。経済学部の君はちゃんと覚えましょう。

「代替可能な希少資源を効率的に分配してみんなハッピー」

⇒色々な使い方が出来る限られた物のベストな使い道。

例えば、小麦粉が100kgあるとしますね。小麦粉100kg全てスパゲッティーにしても良いかもしれませんが。食後、デザートも食べたいですよね。ケーキもあるともっとハッピーです。食事中にビールも飲めたらもっとハッピーです。でもビールばかり作っても仕方ないですよね。

 それぞれスパゲッティーに50Kg、ケーキに30Kg、ビールに20Kgが一番みんなハッピーになる割合でしょうか?それともスパゲッティーが30Kg、ケーキに30Kg、ビールに40Kgの方がハッピーでしょうか?この配分を考えるのが経済学です。

 

以上ミクロ経済学の基礎です。

マクロ経済は同じように税金1兆円を、介護に使う?子育て支援?道路作る?と計算していくイメージでよいでしょう。

効率性の追求とかピンとくる君におすすめです。あるいは官僚になって天下国家を動かしてやるとか野望を秘めている方。

ちゃんと経済学を勉強している人はめちゃくちゃ数学ができます。

微分積分、確率とか使って計算をたくさんします。まるくまみたいに、数学がさっぱりな人は他の学部に行きましょう。)

古くは経世済民といったそうです。世を治めて民を救う。なんてロマンチックな学問でしょう。

 

商学

商⇒もともとこの商という文字が物物交換、また物物交換をする市場みたいな意味があります。(諸説ありますが)

取引のルールとかについて法律について学びます。ちゃんと商学を勉強している人は法律にめちゃ詳しいです。また商業について実践的な会計学、簿学なども学びます。

家業を継がないといけない君、商売を始めようと思っている君にぴったり。

 

私の師匠ソニックさんや占い仲間の皆さんはココナラで占いをしています。

ココナラは「知識・スキル・経験」など、みんなの得意を気軽に売り買いできるスキルのフリーマーケットです。お金とスキルを交換する場所の提供、またスキルという目に見えないものを気持ちよく交換できるように整備されたルール。商学の集大成ではないでしょうか。

 

経営 「目的達成学」

今日の本題です。世のコンサルさんも学者さんもみんな、うにゃうにゃと難しく考えていますけど。シンプルにいきましょう。シンプル is ベスト。

経営学は目的達成です。目的は何でも構いません。目的を決めてから、目的を達成するまでの過程全てが対象となります。流れで見ていきましょう。 右側に経営学の用語書きますね。

  • 目的(ゴール)をはっきりさせる。 ⇒経営理念、ビジョナリー・リーダーシップ
  • 目的を達成するための計画を立てる。 ⇒ビジネスプランニング、プロジェクトマネジメント
  • 目的を達成するための環境を整える。 ⇒経営戦略論、組織論
  • 目的を達成するための一番良い方法を選択する。マーケティング
  • 目的を達成するために一番良い行動する。 ビジネススキル、セールス
  • 次の試みのために反省する。 振り返り、管理会計

経営学は全部このうちのどれかです。

目的をビジネスなどに絞って議論することが多いですが、別になんでも構いません。同じことです。

例えば登山。 せっかくなのでエベレスト登頂を目指しちゃいましょう。

  • 目的をはっきりさせる。

   エベレスト登頂する。(難病の子どもに夢と希望のために、なんてテーマどうでしょう?)

 ゆくゆくは、スポンサーを見つける、また仲間を募らなくてはいけません。

立派な大義名分、志が必要です。

経営ビジョンとかリーダーシップ、広報活動など経営学の知見が活かせますね。

  • 目的を達成するための計画を立てる。

   エベレスト登山は一日二日ではできません。準備込みで5年はかかるでしょう。

   お金も何億円、人も一人ではなく10人とかパーティーで登山。

   プロジェクトマネジメントがズバリ役立ちます。あなたもすぐに勉強しましょう。

  • 目的を達成するための環境を整える。

    上る前の準備段階です。

    何時登る?どのルートを通って?どんなメンバーで?

    天の時、地の利、人の輪。まさに経営戦略ですね。

いよいよ実際にメンバーを集めるので。組織論やトレーニング論もきっと役に立ちます。

  • 目的を達成するための一番良い方法を選択する。

    上記の段階で、色々なパターンを計画してきたと思います。どれが良いのか選んでいきましょう。投資選択法など,一番良い選択をするにはどうすればいいかは経営学の重要な研究テーマです。

  • 目的を達成するために一番良い行動する。

    登山テクニックですが。これは特訓あるのみでしょう。

経営学では最近コーチング理論の研究が盛んです。

  •   次の試みのために反省する。

成功しても、失敗してもそこで終わりではありません。

スポンサーに成果を報告したり次につなげていかないといけません。

各種振り返りのフレームワークについては以前ご紹介しました。

 

いかがでしょうか?会社経営よりちょっとだけ身近?な山登りで説明してみました。

経営学役立ちそうだと思いませんか?

 

 目的を達成するベストの方法を追求する。

だから経営学のテーマは何でもOKです。

楽しい旅行の計画、プロポーズを成功させる。甲子園優勝する。大学受験合格する。クリスマス会を成功させる。なんでもかんでもみんな経営学のテーマたりえます。

みんなも一緒に勉強しましょう。

(間口が広い分、体得するのは難しいです。経済学は何でもいいから一冊全部理解するでOKですが、経営学はたくさん本を読んで、たくさん考えて、たくさん経験して、たくさん反省する。本当の意味での勉強家さんにお勧めです。)