まるくまもぐら通信

夜は占い師、昼はMBA持ち技術者。ビジネススキル、時事、占い。世界が明るく仲良く楽しくなりますように。                             

☆ウェイトさんのタロット図解、訳してみたよ(まだ序文だけだけど)☆

 

夜はタロット占いYouTuberまるくまもぐら。

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普段は、Sonic Dragolgo師匠のタロット動画で勉強しています。

 

師匠のタロット解釈最高ですが、いまいち伸び悩みを感じる今日この頃。

 

自分でもちゃんとタロット研究してみようと思いました。

ということで。『タロット図解』を読んでみようかと。。

 

まるくまもぐらも使っている一番普通のタロットカード。

ウェイト版タロット

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たぶん見たことあると思います。

(無い人は、まるくまもぐらの占い動画をCheck!)

 

The Rider Tarot Deck

The Rider Tarot Deck

 

 

このウェイト版タロットを作った、ウェイトさんのタロット解説書です。

タロット占いの原点、タロット解説書の原典、ということで勉強してみようとおもいます。

 

現在ではタロットカードにも色々な種類があって、

タロットカードは占いに使うものと思われていますが、

それもこれもウェイトさんがその魁です。

 

☆ウェイト版タロット ちょっと復習☆

ウェイト版タロットは、

 

アーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite)

19~20世紀初頭にかけて、オカルト、秘教、魔術の研究をしていた人です。

黄金の夜明け団や薔薇十字団という秘密結社入っていたりもしました。

このウェイトさんが研究成果にもとづいて企画して。

 

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パメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith)

同じく19~20世紀初頭にかけて画家、イラストレーターとして活躍していた女性です。

ウェイトとともに秘密結社に入っていたりしました。

このスミスさんが絵を描いて、

 

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ロンドンのライダー社から1909年に発売されました。

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このライダー社、今でもペンギンブックスの一部門としてしぶとく生き残っているみたいです。

 

ウェイトタロットとか、スミスタロットとか、ライダータロットとか、

ウェイト=スミスタロット

ライダー・ウェイト・スミスタロット

いろいろ呼ばれますが、全部同じタロットの事を言っています。

初めて知りました(爆)

 

タロット占いはこのウェイト、スミス、ライダーのタロットから始まりました。

『タロット図解』は最初のタロットの最初の解説書。

 

ではでは、序文ですが、翻訳してみました。

 

-------以下訳------------------

『タロット図解』The Pictorial Key to the Tarot 
Preface 
序文 
 最初に簡単な自己紹介が必要だと思います。私は秘術教室の代表として、自分自身の精神や色々な境遇に影響されながらも長年様々な本を書きてきました。私が毎日最初に目についたものを気にしながら奇妙な行動をしていると思われているかもしれませんが、それも単に一般的な占いを実践しているだけです。 
 さて、占いなどに興味が無い一般人の低俗な意見は、皆さん自身の意見と一致しないなら重要ではありません。しかしこのタロット理論は真理を追究しようとするものなので、これらを有意義なものとするために、皆さんは自分自身の意見や考えている事柄について注意を払う必要があります。私は、誰になんと思われても、また結果を顧みることもなくこの追及に自分自身を捧げてきました。 
 神秘の追求はなかなか理解されないものです。 
 私の所属している秘密結社の「薔薇十字団」の創設者「クリスチャン・ローゼンクロイツ」の伝説「化学の結婚」にもこうあります。7日間にわたり様々な試練を乗り越え、王と王妃を救う活躍をした英雄「クリスチャン・ローゼンクロイツ」でさえ、その活躍にふさわしい財宝が与えられるのではなく、物語の最後には罰として門番をさせられることになってしまいました。 
聖書に何かにも同じような例えがありました。聖なる儀式の際中、最もはっきりと神の姿を見た者は、結局協会の雑用係にされてしいましたと。 
このような考え方で、秘密結社の高位位階にある「達人」や「偉大な首領」は、「神秘の下僕の下僕 」と言われたりします。 
 タロットカードも同じなのでしょう。今はタロットというと下らないオカルトと思われています。それ故にただの占いの道具を超えて、神の法則に従って解釈されるべき非常に高等な象徴を含んでいます。 
もっとも神の知恵は人間の愚かさであるという事実は、この世界の愚かさが神の知恵であるという推定を生み出すものではありませんが、どんな学者もこの命題の可能性についてすぐわかるでしょう。 
 商売道具としてタロットを扱う占い師にとってこのテーマは問題となるでしょう。 
私は自分自身のサークルの外にいる誰かに、これがたいしたことではないと、あるいはまったく影響がないと説得しようとは思いませんでしたが、哲学的洞察を持っていたり、証拠を正しく評価する能力を持っていたりするような人の中に、タロットの価値を軽視して解釈する人もいるから、それでは良くないかもしれません。 
 少々脱線しましたが、正しいタロット解釈が広まるために今一度、筆をとろうと思います。 
聖域の深淵に隠された神秘を表現するためには、ありきたりな話し言葉でするのは相応しくなく。詩というものが美しいものに対する最も素晴らしい表現であるように、シンボリズム芸術こそ最も素晴らしい表現です。 
 沈黙の戒律を守るということは、今現在私の頭に無いが、言い訳については序文に少し書き残しました。それに続くちょっとした論文は3つの部分に分かれています。最初の部分では、主題の古さとそれから生じる、そしてそれに関連するいくつかの事柄について説明しました。 
 これはカード遊びについて論じたものでは全くなく、過去50年間にタロットカードを歴史的に考察するというふりをして表現されてきたすべての幻想の源泉および中心に関する、特定の(特にフランスの)オカルト教派に対する考察です。 
第二部では、私はその崇高な神秘性をシンボリズム芸術として表現しました。 
そのデザインはそれぞれのページに白黒で掲載されていますが、これは色付きのタロットカードの扱い方を学ぶのにも役立ちます。 
 これらのタロットカードは、私の監修のもと芸術家として名高いスミス女史に描いていただきました。 
 最後の第三章では、これまで出版されてきたあらゆるタロットに関するする文献をまとめました。普遍的で簡潔なこのタロット解説本はこれまでの厄介で複雑な事典の類を置き換えるものと自負します。

https://marukumamogura.hatenablog.com/entry/2019/01/18/023047/

Translated by Markumamogura