☆終わらない仕事、賽の河原、ハノイの塔あるいはシジフォスの神話 ☆
最近、職場で溜息や愚痴が多いように感じます。若い皆さんにも活気がないというか覇気がないというか。終わらない仕事に疲れてしまっています。
☆賽の河原☆
一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、、、、、、、、、、。不孝の報いで石塔を建てる子供ですが完成する前に鬼が来て壊されてしまい永遠に完成しない。賽の河原のお話ですね。
「報われない努力」「徒労」を意味する日本語です。
☆ハノイの塔☆
64枚毎の円盤をすべて隣の棒に移動させると世界が終焉を迎えると言われるゲームです。
飛行機、船舶、ロケットとか大きな工業製品の製造は本当にこの作業みたいです。
一個の部品を修正しては、隣の部品を合わせちょっと修正し、隣の部品をさらに修正し、そのまたさらに隣の部品を修正し、ぐるぐる永遠にやっている感じです。
☆シジフォスの神話☆
アルベール・カミユも「シジフォスの神話」書いていますね。シジフォスはギリシャ神話の登場人物です。
シジフォスは神の怒りを買う。そして、大きな岩を山の頂まで運び上げるという刑罰を与えられる。頂上にまで運び上げられた岩は麓まで転げ落ちていく。シジフォスはまた運び上げなければならない。これを永遠に繰り返す。(カミユはこの繰り返しこそが人生であり、人生そのものが不条理であると捉えています。)
3歩進んで、2歩下がる。やっと終わったと思ったら振り出しに戻る。仕事もそんな感じの方が多いかもしれません。日常業務のほとんどは繰り返しです。やっと終わったと思ったら指示ミスなどで最初からやり直し残念極まりないです。
目的のない作業というものがどんなに苦痛であるか。果ての無い繰り返し作業ということがどれほど辛いものか。目的を明確にすることの重要さ、一歩一歩着実に前進し手戻りの無い仕事にすることの重要さを改めて認識しましょう。
どんな仕事でも上司は部下に対して「何のための」をはっきり示さなくてはならないし、部下もこの目的を常に見失わないようにしなくてはならないです。「目的」があればこそ辛いことでも頑張れるし、成し遂げた時には達成感が得られます。
どんな仕事でも、作業を依頼するときには無駄な繰り返し手戻り無いようにきちんと計画して進めましょう。
☆労働する働くから、傍を楽する働くへ☆
苦行に耐えることが仕事ではありません。世の中を明るくハッピーなものにしていくことだと思います。楽しく仕事をしましょう
仕事なんて厳しく辛いことの方が圧倒的に多い。 いくら金のためと思っても遣り切れないこともあります。 これって、精神衛生上よろしくないし、第一イヤイヤ仕事をしたって良い結果など得られません。 楽しく仕事をしましょう。 では、どうやって? 「楽しい」という漢字に注目してみましょう「楽=ラク」という字です。
苦労せず、楽をするにはどうしたら良いかこれがきっとヒントになります。
- 目的を見極めること
何の役にも立たないことをしていませんか? もう一度「何のためなのか」を考え、くだらない目的の仕事は思い切ってやめてしまいましょう。 また最短コースを走って目的達成できたらきっと気持ち良いです。
- 計画をしっかり立てること
やり直し仕事をしていませんか? 逸る気持ちをぐっと押さえ、じっくり考え、がっちり計画を立てましょう。 計画がしっかり出来ていれば、あとはスイスイらくらくです。
- やり方を工夫すること
「できない」という言葉を発していませんか? 人が足りない、時間が足りない。それは「今までと同じやり方」をしたらの話です。どんな職場でも無理無駄がたくさんあります。 仕事のやり方を変えましょう。
- しくみを作ること
同じ失敗を繰り返していませんか? 誰にだって失敗はあります。 重要なのは、何故失敗したのかを徹底的に分析し、二度と同じ失敗をしないための具体的な手を打つことです。 自分だけの反省に留めず、他の人も失敗しない様なやり方・しくみを作りましょう。
楽しく仕事ができるのが一番です。
シジフォスといえばこんなの話題になっていました。
パチンコ玉が永遠にきれいな模様を描きながら転がり続けるテーブルです。
面白いこと考えるひといますね。
PDCAについて
こんにちは、副業は占い師。夜の顔は占い師。まるくまもぐらです。
先日5W1Hのお話をしました。今日はPDCAについてです。PDCAも新入社員の頃に教わった方が多いと思います。研修の定番ネタですね。私は外資系重工企業で働いていた時にプロジェクトマネジメント業務も行っていましたが、プロジェクトマネジメントはこのPDCAがほぼほぼ全てです。
どんな職場でもPDCAを使っていますが、ひょっとしたら別のフレームワークの方がしっくりいくかもしれません。今日はPDCAの復習と、YWT、KPT、EAチェーンの紹介をしていきますね。
YWT 「Y:やったこと」「W:分かったこと」「T:次にやること」
KPT 「Keep:良かったこと」「Problem:問題だったこと」「Try:次にやりたいこと」
EAチェーン「実験(Experiment)」と「適用(Adapt)」をくりかえす。
☆PDCA回せていますか?☆
PDCAはそれぞれ下記の内容でしたね。
Plan ? Do ? Check ? Adjust (Actという方も多いですが、私はAdjustの方がしっくりくると思います。) 誰でも知っていて、研修や人事考課でやらされていることも多いですが
きちんと回せている例をほとんど聞いたことがありません。
☆PDCAについて復習してみましょう☆
① Plan(計画):目的を達成するため、過去実績の分析や将来予測のシミュレーションに基づいて、日程や資源の配分および具体的な実施方法について企画する。
≪計画は下の3つをはっきり決めることです。 計画がとっても重要なので補足しますね≫
【目的をはっきりさせる=ゴール地点を明確にする】
【スケジュールをはっきりさせる=ゴールまでの道筋を明確にする】
【方法をはっきりさせる=手段を明確にする】
② Do(実?):目的を達成するために、①Planで定めた通りに計画を実施する。
③. Check(評価):①Planで定めた計画と、②Doでの実施過程、実施した結果の乖離を 洗い出し分析する。また目的を達成するうえで、当初の計画が最適であったかどうか再検討を実施する。
④.Adjust(最適化):①Planの時に見積もった過去実績の分析や将来予測のシミュレーション、単価、工数、および②Doでの実施方法を最適化する。
「Act改善、としなかったのは、問題点が外的要因の場合(たとえば従業員の単価相場が変わったり、)修正後に必ずしも善くなるとは限らなかったりしますよね。」
PDCAもともとはエドワーズ・デミング(アメリカの品質法学者、統計学者)が工業製品における品質改善モデルとして、生産管理や品質管理などの管理業務を円滑にするためのものです。
① 計画が立てやすい。
② スケジュール通りに進めやすい(偶然、予定外が起こりにくい)
③ 実施方法が単純なタスクに落とし込める。標準化の度合が高い。
製造業務などのほかには、ファーストフード店のオペレーション管理なども相性がよさそうです。
相性が悪いのは、①顧客に振り回されてしまいがちな営業職種 ②デザインや企画職など仕事の標準化度が低い職種など。せっかくのPDCAも計画倒れになりがちです。
☆PDCA以外のフレームワーク☆
PDCAはとにかく合理的な、科学的な計画を重視します。この合理的、科学的な計画という点はPDCAが様々な戦略論に発展可能な利点です。
机上でよくよく計画を練るのも大切ですが、お読みの皆さんも若手の営業さんなどは、ガンガン行動あるのみで元気に仕事してもらった方が気持ちいいと思われたりしないでしょうか?
「現場で手を動かそう」「走りながら考えよう」「?で稼ごう」これも良く聞くフレーズですね。
振り返りツール、経験重視のフレームワークを紹介します。
YWT 「Y:やったこと」「W:分かったこと」「T:次にやること」
日本能率協会コンサルティング発の日本生まれです。
やったこと、分かったこと、次にやること。
個人の経験を一目で振り返れます。
新入社員研修のレポートから実践できますね。日報で書いてもらうのもありです。
KPT 「Keep:良かったこと」「Problem:問題だったこと」「Try:次にやりたいこと」
定番の振り返りツールです。
① Keep:行ってよかったことはそのまま継続
② Problem:問題だったことは改善する。
③ Try:①②を踏まえて新たな視点で次に挑戦したいことはないか考える。
こちらはチームや係りの運営、情報共有などでも使いやすいです。
EAチェーン「実験(Experiment)」と「適?(Adapt)」くりかえす。
日々の業務で実験的に色々トライする。よかったものは全体で適用。ガンガンスピード重視で業務改善していきたいときによいです。
PDCA以外にも便利なフレームワークはたくさんあります。お気に入りのフレームワークを見つけて使ってみましょう。
☆5W1Hが一番大事☆経営戦略とかマーケティングとかプロマネとか色々あるけど☆
☆5W1H、使っていますか?☆
こんにちは、◎まるくまもぐら◎です。
経営学とか、ものづくりの話の前に。今日は5W1Hのお話をしますね。
仕事が上手くいかない原因の97%は、5W1Hが出来ていないからです。
皆さん、5W1Hってご存知でしょうか? 使っていますか?
当たり前の事を言うなと怒ってしまいそうですが。いかがでしょう。
ABC。当たり前のことを、バカにしないで、ちゃんとやる。研修の時に教わりました。
5W1Hの内容って下の通りです。
When(いつ)
Where(どこで)
Who(誰が)
What(何を)
Why(なぜ)
How(どのように)
よく考えてみると多くの仕事はこの5W1Hをこなしていくことですよね。
やっぱり5W1Hってとっても大切だと思います。
☆ところが5W1Hきちんと使っている人はほとんどいない☆
仕事関係のメールを確認したところ全部で5万通ありました。
5W1H全部きちんと書かれているものは1通もありません。
ちょっと極端な例ですが。先日、社内でこんなメールが回っていました。
タイトル:Fw【 ○○会議 ×月×日】 開始時間変更13:00~
本文:展開します。
上司から部下のメンバー宛ての一言メールです。
ひと月先の案内で気に留めずに放置してしまいました。
3週間後、忘れた頃にさらにメールをいただきました。
タイトル:Re【 ○○会議 ×月×日】 開始時間変更13:00~
本文:皆さんから返事がないですが、1から10まで指示しないとダメですか?報告すべき案件があるかないか、主張をして下さい。
実は、上司の出る会議の日程についての連絡で、会議で報告する資料を用意して欲しかったというメールでした。上司の意思をくみ取れなかったのは私が悪かったと思います。しかし問題の多いメールです。
皆も会議の直前の資料作成で大変でしたが、一番困ったのは上司本人だったことでしょう。
5W1Hできちんと最初に指示していれば問題なかったはずです。
☆5W1H明日のメールから実践しましょう☆
普段から意識して使っていないと口頭で漏れなく使うのは難しいです。
初心に帰って、まずはメールから実践していきましょう。
≪読者様へのお願い≫
When(いつ) 明日、
Where(どこで) 会社で、
Who(誰が) あなたは、
What(何を) メールを、
Why(なぜ) 自分の意図をきちんと伝えるために、
How(どのように) 5W1Hを使って書く。
≪例≫
When(いつ) 今週金曜日15:00必着で、
Where(どこで) 取引先のAAA社のBさん宛てに
Who(誰が) 鈴木君が
What(何を) 新製品Xとカタログをセットで、
Why(なぜ) 新製品Xの販売促進のため
How(どのように) 郵送する。
とっても分かりやすいですよね。
☆本当はとってもすごい5W1H☆
経営学や、ビジネススキルも色々あります。
PDCAとか、クリティカルシンキング、プロジェクトマネジメント、戦略フレームワーク、様々なマーケティング手法などなど。みんなベースはこの5W1Hです。
5W1Hも難しく考えると、テムノスのヘルマゴラスなど古代ギリシャの修辞学に始まって。アリストテレスとかキケロの弁論学で発達して。などなどきりがないですが。
まずは気軽に使っていきましょう。
☆情報発信する人になる。自分が起点になる。☆ まるくま日記はじめました。
こんにちは、☆まるくまもぐら☆ です。
やっぱり情報発信が大切というか、人生の幅が広がると思って色々書きはじめることにしました。きっかけは、ミュージシャン&タロット占い師さんのソニックさんです。
☆最初にちょっと自己紹介☆
本業は自動車設計のエンジニアやっています。大学時代には機械設計の勉強をしていました。子供の頃からの夢が叶った仕事をしています。また学生時代の勉強を活かして仕事をしているのはとても幸せなことだと思っています。機械以外にも思うところあって経営学を勉強していました。
外資系重工メーカーで自動車部品の開発に携わったり、自動車メーカーで車の設計をしたり、ものづくりの修行をしてきました。充実した日々を送っていますが、サラリーマン技術者として仕事がマンネリ気味でちょっと燃焼不良な感じです。
☆ソニックさんとの出会い☆
そんな中、先ほどミュージシャン&タロット占い師さんのソニックさんに出会いました。
面白いおじさんだと思いませんか?
家帰るような時間に面白いテレビもやってないので、食事の時などYouTubeで占い動画を見たりしていました。色々な方の番組見ていましたが、自分でやるのは大変そうだなと思っていました。最初にお話ししました、ソニックさんも、YouTubeに占いの番組をアップロードしている方です。いつも楽しいおじさんだなと思いながら動画を見ていました。
動画ではいつも「このチャンネルはタロットの勉強をするところでもあります。」「みんなも一緒にやってみよう。自分でやってみると楽しいよ」という具合に皆を誘っています。
毎日お誘いされるので、誘われるまま、自分でもやってみようかなということで、Amazonでタロットカードを買って、動画を見ながら占いをやり始めてしまいました。そして、一人でやっているだけではつまらなく思うようになり自分でも動画配信を始めるまでになりました。
まるくまもぐらもやってみました。
- 作者: Arthur Edward Waite
- 出版社/メーカー: U S Games Systems
- 発売日: 1989/02
- メディア: カード
- 購入: 17人 クリック: 126回
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自分で配信を始めるまで気が付きませんでしたがYouTubeでタロット占いを放送している方の半分はソニックさんの門下生です。ソニックさんのライブ配信に毎回大集合しています。
スキルを惜しげもなく公開し、周りを感化してどんどん仲間を増やすなんてとても素敵な生き方だと思います。皆さんそんなソニックさんを慕って師匠と呼んでいます。
☆情報発信する人になる。自分が起点になる。☆
ソニック師匠や活躍されている色んな方のように、私も受け身ではなく積極的に世の中に働きかけていきたいと思うようになりました。
知識とかスキルを一人で隠し持っているのではなく。みんなと分かち合い、この指とまれで新しい仲間を作っていく。自分が起点になる、世の中の魁(さきがけ)になる。これからはそういう生き方をしていきたいです。
今まで、もう平成も終わるというのにSNSなどから遠い日常を送っていました。
今更当たり前ですが。プロでなくても、どんな人でも個人のできる範囲で世の中に働きかけていける素晴らしい時代だと思います。これからはちょっと頑張ろうと思います。
情報発信する人になる。自分が起点になる。ちきりんさんもきっかけになりました。
☆そんな “まるくまもぐら”ですがよろしくお願いします。☆
厳しい時代ですが、とっても良い時代でもあります。自分と境遇の良いところを活かしていきたいです。
1, 自分の知識、能力、考え、などなど、一人で独占しないでみんなと分かち合う。
2, 自分自身で起点になって情報発信されている素敵な方がたくさんいます。そういう方とこれから一緒に頑張っていけるように努力する。
3, 明るく仲良く楽しい世の中のために、ちょっとだけがんばる。
よろしくお願いしますね。